tuとLeiの使い分け

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tuとLeiの使い分け

投稿 by Matteo Savarese on Mon Feb 09, 2015 12:14 pm

相手を呼びかけるための代名詞として、イタリア語ではtuとLeiというのがあります。tuはカジュアルな呼び方であり、Leiはより丁寧です。日本語にも、敬語といわゆるため口の使い分けがありますので、日本人にとってはイタリア語のこのようなカジュアルとフォーマルの使い分けがわかり易いでしょう。
しかし、tuとLeiの使い分けは、日本語の敬語とため口の使い分けと多少異なります。だからといって、イタリア語の学習者にとっては、どんな時にtuを使えばいいのかと、どんな時にLeiを使えばいいのか理解することが重要です。
tuかLeiかの選択は、以下の要因に影響されます。
1) 自分及び相手の年齢
2) 自分と相手の上下関係
3) 自分と相手の親しさの程度
実際の行動は人それぞれの性格、気分、与えたい印象によりますが、本記事では一般的な礼儀から見たtuとLeiの使い分けについて話したいと思います。
1.年齢
Leiを使う一つの理由は、相手は自分より年上であることです。
子供達は家族の人達に対して、tuを使います。家族でない大人に対して、Leiを使います。ただし、家族でない大人でも、家族の友人などで親しい人であれば、tuを使います。学校の先生とは、親しくなっても、Leiを使い続けます。
16歳から20歳のあいだは、子供と大人の境目です。
大人だったら、他の大人と初対面でもtuを使うことが多いです。
ただし、相手と年齢差は大きければ、Leiを使います。
もし相手は50歳以上だったら、自分が何歳でも、初対面の時にLeiを使います。
知り合いになれば、tuに代わることが多いです。
ただし自分が20代、相手が50歳以上の人だったら、ずっとLeiで続けることもあります。
相手が60歳以上だったら、自分が何歳でも、親しくなった後もLeiで続けることが多くなります。
70歳以上の人に対しては、自分が何歳でも、だいたいずっとLeiを使います。
2.上下関係
友達の友達、家族の友達など、仕事場以外の環境で知り合った人との対話の場合では、tuを使うことが多いです。自分の上司だったら逆に、親しくなってもLeiを使い続けることがありますが、それは上下関係に年齢差が重なる場合だけです。
2.1 上司と部下の関係、会社のお客さんや業者との関係
部下は上司に対してずっとLeiを使い続ける場合がありますが、上司は部下より10歳以上年上の場合だけはそうです。会社のお客さんや業者との関係にも考え方が同じです。
2.2 店員とお客さんの関係
飲食店でも、商店でも、店員がお客さんに対してLeiを使うことが礼儀です。しかしカジュアルな雰囲気の店では、もしお客さんが店員より年下もしくは同じ年だったら、tuが使われることも一般的です。お客さんはなるべく店員に対して、Leiを使うことが礼儀です。働いている人に対する気遣いです。
3. 親しさ
仕事関係以外の場合、大人動詞で年齢差は10歳を越えていなければ、初対面から互いでtuを使うことが多いです。仕事関係の場合では、Leiで始めたとしても親しくなったらtuに変わることが多いですが、簡単にtuにならないのはかなりの年齢差がある場合です。自分が年下で相手は自分より30歳以上年上、あるいは相手は70歳以上の場合、だいたいずっとLeiを使い続けます。

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